KALLERガススプリングの一般情報
安全機能とは何か?
KALLERにとって、安全性と信頼性は最重要事項です。 以下は、当社が安全な作業環境に貢献するために行う幾つかの事例です。 ガススプリング、ガス、またはオイルホース接続システムを選択されるお客様は、ご購入・ご使用の際、本ガイドを参考にされることをお勧めします。
信頼性機能とは何か?
KALLERにとって、安全性と信頼性は最重要事項です。 以下は、当社が安全な作業環境に貢献するために行う幾つかの事例です。 ガススプリング、ガス、またはオイルホース接続システムを選択されるお客様は、ご購入・ご使用の際、本ガイドを参考にされることをお勧めします。
PEDとは何ですか?
圧力機器指令(PED)は1997年にヨーロッパで採用され、2002年5月29日には欧州共同体全体で施行されました。 この指令の目的は、窒素ガススプリングやシステムを含む圧力機器の設計、製造、試験に関する規制を標準化するものです。 全てのガススプリングは、適正なエンジニアリング方式に従って設計、製造し、その安全性を判断する必要があります。 また1リットルを超えるガス容量を有するガススプリングは、追加の安全要件を満たす必要があります。
PEDは、製造・品質に最も厳格な要求を行う規制の1つです。 ストロムスホルメン製造工場は、ガススプリング、アキュムレーター、カウンターバランスシステムの設計、製造、試験の認証を取得しています。
ストロムスホルメンは、認証取得後も窒素ガス製品の品質リーダーとしての地位を強化し続けています。
独立式ガススプリングとホースシステム付きガススプリングの違いは何ですか?
独立式ガススプリング
- それぞれのガススプリングは、相互に独立して動作します。
- ガススプリングは、プレチャージ状態で注文されるか、使用時に個別に調整されます。
- ある程度の初期投資が必要です。
- ガススプリングはスプリングポケットに配置されるか、ボルト締めされるか、フランジに取り付けられます。
- 初期ストロークからフルストロークまで、30%から71%の範囲で荷重が増加します。
ホースシステム
- ガススプリングの充填ポートからバルブが取り除かれ、ガススプリングをホースで制御盤に接続します。
- 中央制御盤からシステム全体に充填されます。
- システム全体で均等な圧力が保たれます。
- 簡単に圧力をモニターし、調整できます。
- 追加の圧縮タンクを使用して、圧力上昇をカスタマイズできます。
ガススプリングはどのように機能しますか?
ガススプリングに窒素ガスを高圧になるまで充填し、スプリング内部にガスを封入します。 ピストンロッドまたはスプリングのピストン(設計による)の作用によりガス圧が生じ、抵抗力が発生します。 荷重=充填圧力 X ピストンの面積という計算式を使用してガススプリングの初期荷重を計算します。
ピストンロッドまたはピストンの有効断面積が大きければ大きいほど、ガススプリングが「強力」になります。 ガススプリングが圧縮されると、ピストンロッドまたはピストンの動きがガスのボリュームを変位し、バネ力を増加します。
今まで窒素ガススプリングを使用したことがありません。 窒素ガススプリングの設置と使用に、追加のコンポーネントを購入する必要がありますか?
独立式ガススプリングは、工場からプレチャージ状態で注文する場合、追加のアクセサリーは必要ありません。 ホースシステムには、高圧窒素ガス容器や充填アッセンブリ(調圧器を含む)が必要になります。
私の用途には、独立式ガススプリングとホースシステムのどちらを使用すべきですか?
独立式ガススプリングは、初回の設置が簡単です。 全てのガススプリングを同時に調整することが重要な場合、ホースシステムを考慮すべきでしょう。
現在、他ブランドのガススプリングを使用しています。 このブランドの既存の設備に組み替えられますか?
KALLERガスプリングの寸法は他ブランドの製品と同等です。
お近くの KALLER代理店、またはストロムスホルメンAB にクロスオーバー情報について直接お問い合わせください。.
ガススプリングが機械式コイルスプリングより望ましいのはなぜですか?
- ガススプリングは接触時にフルロードを生じます。 予圧の必要はありません。
- ガススプリングは、コイルスプリングの径より大きな力を発生します。このため1本のガススプリングで数本のコイルスプリングを交換できます。
- ガススプリングの出力は簡単に調整可能です。 コイルスプリングは、ある一定のたわみにおいて調整不能です。 荷重を増減するには、デューティグループまたはスプリングサイズを取り替える必要があります。
ガススプリングの膨張行程の最大値はどれ位ですか?
全てのガススプリングは公称ストローク(カタログではSと定義)を100%使用できますが、
公称ストロークの最後の5 mmまたは10%は使用しないことをお勧めします。 これは金型内の変更や誤作動によるガススプリングの 「オーバーストローク」 を防止するためです。